膝窩動脈とベーカー嚢腫(膝窩嚢腫)

運動器エコーを用いた日々の診の一部をご紹介

No.1: Baker’s cyst

ベーカー嚢腫は膝の裏に生じる嚢胞性病変で55歳から70歳の大人によく見られます。嚢胞が拡大して滑液量が急速に増えて嚢胞が周囲組織を圧迫すると、下腿浮腫、膝窩静脈の血栓性静脈炎を引き起こしたりする場合もあり、保存療法(穿刺)が効果ない場合は、外科的に嚢胞を切除することもあります。

画像は、ベーカー嚢腫と膝窩動脈の関係を示しています。盲目的にベーカー嚢腫を穿刺する事は、動脈損傷の確率は低いと言っても気持ち悪いものです。運動器エコーは、そのような心配を完全に払拭します。

Kiorog2015
  • Kiorog2015
  • 整形外科開業医です。骨・関節・筋肉・神経など運動器疾患のプロフェッショナルという自覚を持って地域医療に努めております。
    43/整形外科医
    メスを置いた整形外科開業医
    超音波画像診断装置を利用する手技が得意
    勤務医時は人工股関節専門医(THA:Anterolateral supineが得意だった)
    趣味:カメラ、スキー、野球観戦
    年代:1976
    活動地域:青森県
    性別:男性

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